カーベリパトナム(読み)かーべりぱとなむ(その他表記)Kaveri potnam

日本大百科全書(ニッポニカ) 「カーベリパトナム」の意味・わかりやすい解説

カーベリパトナム
かーべりぱとなむ
Kaveri potnam

インド半島南東部コロマンデル海岸の小村。マイソール地方から流れてくるカーベリ川の河口にあり、現在はさびれた小村にすぎないが、1960年代に発掘が行われ、1世紀ごろの都市遺跡の一部がみつかった。それは、ギリシア語文献でカベリウス、古代タミル語文献でブハールとよばれる、その当時の沿岸最大の都市の一つのものと比定され、一躍脚光を浴びた。ローマ帝国との海上貿易の舞台となった船着き場のほかに、れんが造りの仏教僧院の跡も発掘されている。

[辛島 昇]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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