か易(読み)かやすし

精選版 日本国語大辞典 「か易」の意味・読み・例文・類語

か‐やす・し【か易】

〘形ク〙 (「か」は接頭語)
① やさしい。たやすい。容易である。
万葉(8C後)一七・四〇一一「手放(たばな)れも 還来(をち)も可夜須伎(カヤスキ) これをおきて またはあり難し」
② 軽々しい。手軽である。気軽である。
源氏(1001‐14頃)若菜上「かやすき身ならば、忍びて、いと逢はまほしくこそとの給ふ」
かやす‐げ
〘形動〙
かやす‐さ
〘名〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android