か青し(読み)かあおし

精選版 日本国語大辞典 「か青し」の意味・読み・例文・類語

か‐あお・し‥あをし【か青】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「か」は接頭語 ) 青い。みどりいろである。
    1. [初出の実例]「和多津(にきたづ)荒磯(ありそ)の上に 香青(かあをく)(お)ふる 玉藻沖つ藻」(出典万葉集(8C後)二・一三一)

か青しの補助注記

用例の原文の「香青生」は「かあをなる」とよむ説も有力。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む