ガフサ県(読み)ガフサ(その他表記)Gafsa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガフサ県」の意味・わかりやすい解説

ガフサ〔県〕
ガフサ
Gafsa

アラビア語では Qafsah。チュニジア中央西部に位置する県。地域のほとんどが半乾燥の砂漠地帯で,オアシス町が発達。南西部にジャリード湖が広がる。豊かなリン鉱石産地で,世界でも有数の産出量を誇る。遊牧民と定着民の両者がみられるが,定着民の間では,オリーブ穀物,エスパルト草 (パルプ原料) の栽培が行われる。主要都市は,県都ガフサのほかトズル,ネフタなどがある。面積 8990km2。人口 27万 100 (1989推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む