ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガフサ県」の意味・わかりやすい解説 ガフサ〔県〕ガフサGafsa アラビア語では Qafsah。チュニジア中央西部に位置する県。地域のほとんどが半乾燥の砂漠地帯で,オアシス町が発達。南西部にジャリード湖が広がる。豊かなリン鉱石の産地で,世界でも有数の産出量を誇る。遊牧民と定着民の両者がみられるが,定着民の間では,オリーブ,穀物,エスパルト草 (パルプ原料) の栽培が行われる。主要都市は,県都ガフサのほかトズル,ネフタなどがある。面積 8990km2。人口 27万 100 (1989推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by