ガフサ県(読み)ガフサ(英語表記)Gafsa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガフサ県」の意味・わかりやすい解説

ガフサ〔県〕
ガフサ
Gafsa

アラビア語では Qafsah。チュニジア中央西部に位置する県。地域のほとんどが半乾燥の砂漠地帯で,オアシス町が発達。南西部にジャリード湖が広がる。豊かなリン鉱石産地で,世界でも有数の産出量を誇る。遊牧民と定着民の両者がみられるが,定着民の間では,オリーブ穀物,エスパルト草 (パルプ原料) の栽培が行われる。主要都市は,県都ガフサのほかトズル,ネフタなどがある。面積 8990km2。人口 27万 100 (1989推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android