ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジャリード湖」の意味・わかりやすい解説 ジャリード湖ジャリードこShatt al-Jarīd ショット・ジェリードとも呼ばれる。チュニジア南西部の巨大な塩湖で,塩原は約 4900km2にわたって広がっている。雨季を除いては,最も低い部分だけが水面となっており,かつてはガベス湾から西方へ 400kmにもわたって入り海となっていた部分が,乾燥して塩湖となったとされている。したがって,チュニジアからアルジェリアにかけて,同様の塩湖が連続して存在する。鉱物資源として,豊富なリン鉱石が重要であり,世界でも有数の産出量を誇っている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by