ギリシア民主民族連盟(読み)ギリシアみんしゅみんぞくれんめい(その他表記)EDES

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ギリシア民主民族連盟」の意味・わかりやすい解説

ギリシア民主民族連盟
ギリシアみんしゅみんぞくれんめい
EDES

第2次世界大戦中にドイツ占領下のギリシアで活動した,イギリスの支援を受けた民族主義ゲリラ勢力。EDESは Ellínikos Dímokratikos Ethnikós Strátosの略。ギリシアでのレジスタンスの中心を担ったギリシア民族解放戦線・人民解放軍 EAM-ELASに対抗できる唯一のゲリラ勢力だった。ナポレオン・ゼルバス大佐率いる EDESは,当初は反独裁主義を掲げる中道穏健派だったが,しだいに右傾化した。一時は ELASと協力してレジスタンス活動を展開したものの,1943年10月から 1944年2月まで ELASとの内戦状態が続いた。イギリスのねらいは EDESを EAM-ELASに匹敵する勢力に育てることだったが,EDESはエピルス以遠に勢力圏を拡大できなかった。1944年12月に ELASとイギリス軍の戦闘が始まり,EDESは 4日間で ELASに敗北を喫した。

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