精選版 日本国語大辞典 「くしゃり」の意味・読み・例文・類語
くしゃり
- 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
- ① 柔らかいものが、つぶれこわれるさま、また、その音を表わす語。
- [初出の実例]「くしゃりと麦藁帽を踏み潰して仕舞った」(出典:門(1910)〈夏目漱石〉四)
- ② つぶれたり、たたまれたりしてしわだらけになるさまを表わす語。
- [初出の実例]「圭さんの太い眉がくしゃりと寄って来る」(出典:二百十日(1906)〈夏目漱石〉二)
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...