クライズデール(読み)くらいずでーる(その他表記)Clydesdale

翻訳|Clydesdale

日本大百科全書(ニッポニカ) 「クライズデール」の意味・わかりやすい解説

クライズデール
くらいずでーる
Clydesdale

哺乳(ほにゅう)綱奇蹄(きてい)目ウマ科の動物。同科の1種ウマの1品種で、イギリスのスコットランド南東部が主産地。体高1.65メートルの大形の重輓馬(ばんば)である。最近ではアイルランドでも生産が増加し、アイルランドクライズデール(アイリッシュクライズデール)が固定された。こちらの体高は1.7メートルで、多くの国に輸出されている。クライズデールは、17世紀に、ベルギーのフランドル地方に産するフランダー馬の牡馬(ぼば)を輸入して在来馬に交配し重厚な農馬を生産したのに始まり、その後クリーブランドベイ、シャイヤーなどが混血した。頭と頸(くび)は長く、体は幅があり、筋腱(きんけん)の発達した長い肢(あし)をもち、膝(ひざ)と飛節の下は毛深い。その活発な動作が好まれている。

[加納康彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android