牡馬(読み)ボバ

デジタル大辞泉 「牡馬」の意味・読み・例文・類語

ぼ‐ば【×牡馬】

おすの馬。おす馬。⇔牝馬ひんば
[類語]牝馬ひんば子馬小馬若駒名馬麒麟駿馬優駿駄馬駑馬どば白馬青馬軍馬競走馬馬車馬輓馬ばんば引き馬裸馬放れ馬暴れ馬荒馬奔馬種馬当て馬驢馬ろば騾馬らば

お‐うま〔を‐〕【×牡馬/雄馬】

おすの馬。おすうま。⇔牝馬めうま

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「牡馬」の意味・読み・例文・類語

お‐まを‥【牡馬】

  1. 〘 名詞 〙 雄の馬。おうま。⇔牝馬(めま)
    1. [初出の実例]「亦、百済の国主照古王、牡馬(をま)壱疋(ひとつ)牝馬(めま)壱疋(ひとつ)を以て阿知吉師(あちきし)に付けて貢上(たてまつ)りき」(出典古事記(712)中)

お‐うまを‥【牡馬・雄馬】

  1. 〘 名詞 〙(おす)の馬。おすうま。⇔牝馬(めうま)
    1. [初出の実例]「牡馬 ヲムマ」(出典:色葉字類抄(1177‐81))

ぼ‐ば【牡馬】

  1. 〘 名詞 〙 おすの馬。おす馬。
    1. [初出の実例]「キャザリンという女性名がついていたが、れっきとした牡馬(ボバ)である」(出典:絶対本命(1976)〈佐野洋〉)

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