岩石学辞典 「クレイニュア岩」の解説 クレイニュア岩 細粒の岩石のグループを総括した名称で,化学組成は塩基性から安山岩質ソレアイトから酸性のグラノファイアまでが含まれ,主要鉱物が十分結晶化していない特徴がある.累帯構造の斜長石結晶は短冊状や骸晶状で,オージャイトなどのマフィック鉱物は柱状または針状となっている[Thomas & Bailey : 1924].スコットランド,ムル地方のクレイニュア(Craignure)に因む. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報