クロウエア(その他表記)Crowea

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クロウエア」の意味・わかりやすい解説

クロウエア
Crowea

ミカン科クロウエア属の総称。オーストラリア南部に3種が自生する常緑低木で,葉腋に先のとがった星形の5弁花をつける。花色は桃紅色で花径は 1.2~2cm。枝は細くしなやかで,高さは 0.3~3mになる。一般にサザンクロス (南十字星の意) の名で鉢花が流通し,`ポーリンダ・エクスタシー'や`スターピンク'などの品種もある。日当りと水はけのよい環境に適している。夏期風通しのよい半日陰でなるべく涼しく管理し,冬は明るい室内か霜の当らない軒下などで,5℃以上に保つとよい。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android