グーテンベルク聖書(読み)グーテンベルクせいしょ(その他表記)Gutenberg Bible

翻訳|Gutenberg Bible

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グーテンベルク聖書」の意味・わかりやすい解説

グーテンベルク聖書
グーテンベルクせいしょ
Gutenberg Bible

15世紀のドイツ活版印刷術創始者 J.グーテンベルクによって印刷されたラテン語訳聖書 (ウルガタ) で,『42行聖書』 (1456頃) ,『36行聖書』 (57頃) がある。この印刷聖書が宗教改革にもつ意味はきわめて大きい。

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世界大百科事典(旧版)内のグーテンベルク聖書の言及

【ウルガタ】より

…現在ローマ・カトリック教会公認のラテン語訳聖書は,1592年教皇クレメンスClemens8世のもとに改訂されたウルガタである。なおヨーロッパ最初の印刷本といわれる〈グーテンベルク聖書〉(1455年ごろ刊)はウルガタによっている。【寺沢 芳雄】。…

【グーテンベルク】より

…可動式の金属活字として,鉛,スズ,アンチモン,少量のビスマスの合金を溶かしたものが,鋼鉄製の字母に鋳込んでつくられ,これを良質の印刷インキと紙と羊皮紙など(パーチメントあるいはベラム)と,たくみに組み合わせ,55年に四十二行聖書とよばれる美しいラテン語聖書の機械的印刷が完成した。当初に出版されたのは200冊ほどでグーテンベルク聖書ともよばれる。それはゴシック書体の傑作であるうえ,いずれの点からみても非のうちどころのない活版印刷最初の本であり,人はその語間から発する精神に,読む以前すでに打たれたという。…

※「グーテンベルク聖書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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