ケット族(読み)ケットぞく(その他表記)Ket

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケット族」の意味・わかりやすい解説

ケット族
ケットぞく
Ket

シベリア中部,エニセイ川の中・下流域に住む少数民族。旧称エニセイ・オスチャークもしくはエニセイ族であるが,自称ケットは「人間」の意。人口約 1000。かつては狩猟漁労民であったが,北方グループは 19世紀にトナカイ飼養を行うようになった。今日では定着し,ソ連時代にはコルホーズに編成された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む