ケファロニア島(読み)ケファロニアトウ

デジタル大辞泉 「ケファロニア島」の意味・読み・例文・類語

ケファロニア‐とう〔‐タウ〕【ケファロニア島】

KefaloniaΚεφαλλονιά》ギリシャ西部、イオニア海にある島。古代名ケファリニア島。イオニア諸島中、最も大きい。中心都市はアルゴストリ。古くから海上交易の要所として知られ、ミケーネ文明の墳墓遺跡が残っている。紀元前2世紀に古代ローマに征服され、中世を通じて東ローマ帝国オスマン帝国ベネチア共和国の支配を受け、18世紀末から19世紀にかけてフランス領、英国領を経てギリシャ領となった。オリーブ、ワインの生産が盛ん。最高峰エノス山(標高1628メートル)にはヨーロッパ有数のモミ森林が広がる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケファロニア島」の意味・わかりやすい解説

ケファロニア島
ケファロニアとう

「ケファリニア島」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android