紀元前17世紀ごろから紀元前12世紀ごろまでギリシャのペロポネソス半島で栄えた青銅器文明。巨石を使った頑丈な城壁で囲まれた宮殿の遺跡などが見つかっている。シュリーマンによるミケーネ遺跡の発掘で「アガメムノンのマスク」と呼ばれる黄金製の仮面など多数の金製品が出土、文化の内容が明らかになった。
更新日:
出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報
前2千年紀にミケーネを中心にギリシア本土各地で栄えた青銅器文明で,シュリーマンの発掘以後,ピュロス,スパルタ,アテネ,テーベ,オルコメノス,イオルコスなどに広がっていたことが明らかになった。前2100~前1600年頃の中期青銅器時代,これらの地では侵入した第1の波のギリシア人が文化の担い手となり,王宮や円墳が営まれた。後期青銅器時代の第3期(前1400~前1150年)はなかでもミケーネの黄金時代であったが,その末期におそらく外敵の襲撃による火災で各地の王城が焼け落ちた。この文明はクレタ文明との関係が深く,文字もクレタ文字の一体系と共通している。前1200年頃に南下を開始したドーリア人によって破壊されたと解されてきた,この文明の諸王国は,小規模ながら専制王国へと進む可能性を秘めていたらしい。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新