すべて 

ケルマデク諸島(その他表記)Kermadec Islands

改訂新版 世界大百科事典 「ケルマデク諸島」の意味・わかりやすい解説

ケルマデク[諸島]
Kermadec Islands

南太平洋南部,オークランドの北東約1000kmにある火山性島群。1887年以来ニュージーランド領。面積34km2,最高点525m。ケルマデク海溝に沿い地震が多い。1788年イギリス船,93年フランスの航海者ダントルカストーが発見し,後者船名にちなんで命名した。過去2回の入植はいずれも失敗し,主島ラウール島(別名サンデー島)の気象観測所・通信所(1937設置,9人)のほか定住人口はない。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

すべて 

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む