コロナの抗体カクテル療法

共同通信ニュース用語解説 の解説

コロナの抗体カクテル療法

軽症や中等症の新型コロナウイルス患者のうち基礎疾患があるなど重症化リスクが高い人を対象とした治療法。スイス製薬大手ロシュと米製薬企業リジェネロンが開発し、中外製薬が国内での販売を担う。「カシリビマブ」と「イムデビマブ」と呼ばれる2種類の抗体医薬品を混ぜて点滴することで、ウイルスが人間細胞に結合するのを防ぎ、体内でのウイルスの増殖を抑える効果がある。トランプ前米大統領が投与を受けたことで知られる。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android