コンテンポラリーダンス(その他表記)contemporary dance

知恵蔵 「コンテンポラリーダンス」の解説

コンテンポラリー・ダンス

1980年代から広く使われるようになった語。字義的には現代の舞踊すべてを指すが、一般には、バレエフラメンコジャズダンスといった既成ジャンルに属さないものを指す。そこにはモダン・ダンス、バレエ、舞踏など、様々なジャンルの影響が入り交じっている。モダン・ダンスとの境界線は明確ではないが、日本では、モダン・ダンスを中心とする現代舞踊協会に所属しないアーティストたちのダンスをコンテンポラリー・ダンスと呼ぶことが多い。日本のコンテンポラリー・ダンスを代表するのは、KARASを率いる勅使川原三郎、「輝く未来」を率いる伊藤キム、H・アール・カオスを率いる大島早紀子など。

(鈴木晶 舞踊評論家 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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