日本大百科全書(ニッポニカ) 「ゴジュンバ・カン山」の意味・わかりやすい解説 ゴジュンバ・カン山ごじゅんばかんさんNgojumba Kang 中国チベット自治区とネパールの国境にある山。ネパール・ヒマラヤ山脈に属し、チョー・オユー山から約5キロメートル東へ延びる尾根上に位置する。標高7646メートル。インド測量局のS・バラードによって1907年にB782と番号だけで表示されたが、33年になって初めてゴジュンバ・カンの名が紹介された。しかし、この峰の真の所在位置は明確でない。65年明治大学隊が南のゴジュンバ氷河に入り、広大なアイスフォールを次々と突破して、4月23日初登頂に成功した。[金子史朗] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例