ゴジュンバ・カン山(読み)ごじゅんばかんさん(その他表記)Ngojumba Kang

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ゴジュンバ・カン山」の意味・わかりやすい解説

ゴジュンバ・カン山
ごじゅんばかんさん
Ngojumba Kang

中国チベット自治区とネパール国境にある山。ネパール・ヒマラヤ山脈に属し、チョー・オユー山から約5キロメートル東へ延びる尾根上に位置する。標高7646メートル。インド測量局のS・バラードによって1907年にB782と番号だけで表示されたが、33年になって初めてゴジュンバ・カンの名が紹介された。しかし、この峰の真の所在位置は明確でない。65年明治大学隊が南のゴジュンバ氷河に入り、広大なアイスフォールを次々と突破して、4月23日初登頂に成功した。

[金子史朗]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む