ゴム強化プラスチック(読み)ゴムきょうかプラスチック(その他表記)rubber-toughened plastic

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゴム強化プラスチック」の意味・わかりやすい解説

ゴム強化プラスチック
ゴムきょうかプラスチック
rubber-toughened plastic

ぜい性なプラスチックにゴム相を分散させて耐衝撃性を改良したプラスチック。衝撃が加わると分散ゴム粒子の表面に応力集中が生じ,局所的な塑性変形が起こる。このために衝撃エネルギーが吸収されて,亀裂が伝ぱしにくくなる。ゴム相を分散させると耐衝撃強度は高くなるが,降伏応力は低くなる。 ABS樹脂 (アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン共重合体) が代表例であり,ヘルメット,家庭電気機器,自動車部品,事務機器,浴室内壁や洗面キャビネットなどに応用されている。

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