ゴールデンスパイク(読み)ごーるでんすぱいく(その他表記)golden spike

知恵蔵mini 「ゴールデンスパイク」の解説

ゴールデンスパイク

地質学において時代を区分するのに基準となる地層のうち、世界で最もその地層及び地層境界がよく観察できる典型的な地点と認定された「世界標準模式断面・地点」に打ち込まれる「金の杭」のこと。ゴールデンスパイが打ち込まれた場所の地名が、その地質時代の名称として使われる。2015年7月現在、千葉県市原市の養老渓谷にある地層「白尾(びゃくび)層」が「世界標準模式断面・地点」の候補となっており、国際地質科学連合により認められるとゴールデンスパイクが打ち込まれ、その地層の時代以降の65万年が世界中で「千葉時代(チバニアン)」と呼ばれることになる。他にイタリアの2か所も有力な候補地域で、投票による正式決定は16年秋の見通し。

(2015-8-6)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む