精選版 日本国語大辞典 「さしもなし」の意味・読み・例文・類語
さしも なし
- ( 「なし」は打消の意 )
- ① そうでもない。そんなではない。
- [初出の実例]「よる鳴くもの、なにもなにもめでたし。ちごどものみぞさしもなき」(出典:枕草子(10C終)四一)
- ② それほどでもない。そう特別でもない。大したことはない。
- [初出の実例]「さしもなき事の、ことなくこの世にまさりたりと、見ゆる事やありし」(出典:浜松中納言物語(11C中)三)
ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...