精選版 日本国語大辞典 「さしもなし」の意味・読み・例文・類語
さしも なし
- ( 「なし」は打消の意 )
- ① そうでもない。そんなではない。
- [初出の実例]「よる鳴くもの、なにもなにもめでたし。ちごどものみぞさしもなき」(出典:枕草子(10C終)四一)
- ② それほどでもない。そう特別でもない。大したことはない。
- [初出の実例]「さしもなき事の、ことなくこの世にまさりたりと、見ゆる事やありし」(出典:浜松中納言物語(11C中)三)
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...