サルマチア階(読み)サルマチアかい

最新 地学事典 「サルマチア階」の解説

サルマチアかい
サルマチア階

Sarmatian(Stage)

東ヨーロッパの中新統中~上部汽水成層。黒海盆地からAral~Caspian盆地に広く存在したSarmatian海の堆積物。3層に分けられる。1)下部(Volhynian,ボルヒン階):東ヨーロッパの4盆地に連なっていて,Ervilia podolicaなどウィーン盆地のCerithium層の動物群をもつ。2)中部(Bessarabian):東の3盆地に分布し,模式地のBessarabiaではNubecularia novorossicaをもつ石灰岩,Kerch・Tamanではコケムシからなる礁性石灰岩。西部のPannonia盆地は隔離され,ときどきPontianのCongeria動物群をもつ淡水成層がある。3)上部(Chersonian):東の3盆地で内海は動物相が貧弱となり,Pontianへの漸移を示す。Pannonia盆地はすでにPontian動物群をもつ。Tortonianの汽水相。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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