サンショウウオアルカロイド

化学辞典 第2版 の解説

サンショウウオアルカロイド
サンショウウオアルカロイド
salamander alkaloid

サンショウウオの皮脂腺分泌液に含まれるアルカロイド総称.主アルカロイドはサマンダリンやその16-ケトン体(サマンダロン)であるが,サマニン,サマンジニン,そのほかも含まれている.これらはいずれもステロイド骨格のA環にアンモニア由来のN原子が導入されたステロイド系アルカロイドであるが,中枢神経系に作用して呼吸麻ひを起こす.サマンジニンは猛毒である.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む