さ曇る(読み)サグモル

デジタル大辞泉 「さ曇る」の意味・読み・例文・類語

さ‐ぐも・る【さ曇る】

[動ラ四]《「さ」は接頭語》くもる。
「―・り雨は降り」〈・三三一〇〉

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精選版 日本国語大辞典 「さ曇る」の意味・読み・例文・類語

さ‐ぐも・る【さ曇】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「さ」は接頭語 ) 空がくもってくる。くもる。
    1. [初出の実例]「たな曇り 雪は降り来(く) 佐曇理(サぐもリ) 雨は降り来(く)」(出典万葉集(8C後)一三・三三一〇)

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