さ残(読み)さのこる

精選版 日本国語大辞典 「さ残」の意味・読み・例文・類語

さ‐のこ・る【さ残】

〘自ラ四〙 (「さ」は接頭語) 残る。あとに伝わる。一説に「さ」は繁栄の意で、栄え残る。
仏足石歌(753頃)「これの世はうつり去るともとことはに佐乃己利(サノコリ)いませのちの世のためまたの世のため」

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