システムアドミニストレーター(その他表記)system administrator

デジタル大辞泉 の解説

システム‐アドミニストレーター(system administrator)

情報システムコンピューターネットワーク運用管理・保守する人。システム管理者シスアド
[類語]オペレータープログラマーシステムエンジニア

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 の解説

システム・アドミニストレーター

企業内で、システム全体の運用や管理、維持をする人。シスアドと略して呼ばれることが多い。役割には、コンピューターシステムの保守・管理のほか、新しいシステムやソフトウェア導入提案や、社内でのユーザー教育なども含まれる。システムの停止や、ユーザーの操作ミスなどによるトラブルは業務に大きな支障をきたすため、システム・アドミニストレーターの責任は大きい。また、実際の業務形態にそぐわないシステムを導入すると、業務効率の低下を招く恐れがある。2009年春までは、国家試験である情報処理技術者試験のひとつとしてシステムアドミニストレーター試験が実施されており、初級上級資格があった。現在は、初級システムアドミニストレーターの後継試験として、ITパスポート試験が行われている。

システムアドミニストレーター

エンドユーザー部門に属し、部門内のエンドユーザーコンピューティングを推進するリーダーのこと。「シスアド」とも呼ばれる。システムアドミニストレーターの主な役割として、業務効率化のためのシステムの提案・開発、エンドユーザーの教育、新しいシステムやソフトウェア・ハードウェアの導入などがある。システムアドミニストレーターの資格には、初級と上級があり、初級は実際に現場指揮を取る人を、上級は初級システムアドミニストレーターを含めた部門内の管理者を対象とする。

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