シバルガン遺宝(読み)シバルガンいほう(その他表記)Sebergan remains

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シバルガン遺宝」の意味・わかりやすい解説

シバルガン遺宝
シバルガンいほう
Sebergan remains

アフガニスタン北部,シバルガン市付近 (古代バクトリアの地) で発見されたクシャン朝時代初期 (1世紀) の宝物。約2万点の金銀製品から成る。 1978年秋,V.サリアニディを長とするソ連=アフガン合同考古学調査団によって発見された。この宝物は,エムシェ・テペと呼ばれる都城址に住んだ王侯が,すぐそばのティリャ・テペと呼ばれる丘に営んだ6基の墓から出土したもので,ギリシア,パルティア,インド,中国,北方ステップ方面の文化的交流を示している。クシャン王国成立期の文化的背景を示す画期的大発見とされている。

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