しゅっと(読み)シュット

デジタル大辞泉 「しゅっと」の意味・読み・例文・類語

しゅっ‐と

[副](スル)
物を勢いよく、すばやくこする音。また、そのさま。「マッチしゅっとする」
霧状の液体を吹きかける音。また、そのさま。「除菌スプレーをしゅっとかける」
多く「しゅっとした」の形で)俗に、人の姿などがすらりとしているさま。洗練されているさま。「しゅっとした顔立ち

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「しゅっと」の意味・読み・例文・類語

しゅっ‐と

〘副〙 すばやく、勢いよくこすれる音や、気体が勢いよく出る音などを表わす語。
坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉一〇「次はぽんと音がして、黒い団子が、しゅっと秋の空を射抜く様に揚がると」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android