シュコダ

百科事典マイペディア 「シュコダ」の意味・わかりやすい解説

シュコダ[会社]【シュコダ】

チェコ最大の企業で総合機械企業グループ。本社プラハ。1859年プルゼニで創業した小さな機械工場を始まりとする。1866年E.von シュコダが技師長として入り,1869年工場を引き継ぎ,機械・兵器工場として発展した。1899年シュコダ工業会社となる。1946年国有化,プルゼニの旧シュコダ主力工場をはじめ全国に多数の工場をもち,工作機械,船,航空機,兵器などを生産。1905年から自動車生産の歴史をもつ。1991年チェコ政府はフォルクスワーゲン社との協議の上,シュコダ社の私有化を決定,2000年にはシュコダ社の株の100%をフォルクスワーゲングループが取得。したがって,現在シュコダ・ブランドの自動車はフォルクスワーゲン社で生産されている。
→関連項目プルゼニ

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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