現代外国人名録2016 「スティーブンダルドリー」の解説
スティーブン ダルドリー
Stephen Daldry
- 職業・肩書
- 演出家,映画監督 元ロイヤル・コート劇場芸術監督
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1960年5月2日
- 出生地
- ドーセットシャー州
- 学歴
- シェフィールド大学卒
- 勲章褒章
- CBE勲章
- 受賞
- ローレンス・オリビエ賞(演出家賞,第17回・18回)〔1993年・1994年〕「インスペクター・コールズ」「Machinal」,トニー賞(演出賞,第48回)〔1994年〕「インスペクター・コールズ」,トニー賞(演出賞,第63回)〔2009年〕「ビリー・エリオット」
- 経歴
- 舞台演出家として活動し、1992〜99年ロンドンのロイヤル・コート劇場の芸術監督を務めた。’99年より同劇場の再建プログラムのディレクターとして活動。代表作となるクラシック・スリラー「インスペクター・コールズ(夜の来訪者)」(’92年初演)はロンドンとブロードウェイで絶賛され、トニー賞など英米の演劇各賞をさらう。’94年「インスペクター・コールズ」の日本版公演で来日。一方、’98年よりスティーブン・ダルドリー・ピクチャーズのディレクターも務め、同年短編映画「Eight」を初監督。2000年長編デビュー作「リトル・ダンサー」で一躍脚光を浴び、アカデミー賞3部門にノミネート、世界中で大ヒットを記録する。2008年ベルンハルト・シュリンクのベストセラー小説「朗読者」を映画化した「愛を読む人」を監督、主演のケイト・ウィンスレットにアカデミー賞主演女優賞をもたらした。2009年映画「リトル・ダンサー」をミュージカル化した舞台「ビリー・エリオット」がトニー賞で演出賞など主要10部門を獲得。他の映画監督作品に「めぐりあう時間たち」(2002年)など。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報