すなすな

精選版 日本国語大辞典 「すなすな」の意味・読み・例文・類語

すな‐すな

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① すなおなさま、人に逆わずに従うさまを表わす語。
※両足院本山谷抄(1500頃)一六「志の大な者はすなすなとは無ほどに、薦がたいぞ」
② しなやかに身を動かすさま、特に、しずかに歩むさまを表わす語。
※浄瑠璃・四天王最後(1661)六「金時一子あく太郎となのっててつのぼうを持すなすなとかかるよとみへしが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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