日本大百科全書(ニッポニカ) 「スノー・サンプラー」の意味・わかりやすい解説 スノー・サンプラーすのーさんぷらーsnow sampler 積雪の重量、あるいは雪の密度を観測する計器。採雪器ともいう。よく用いられるのは、内径が30~50ミリメートル、長さが1メートル程度のジュラルミン管である。先端には鋼製の刃がついていて、管をねじりながら積雪の中に鉛直に押し入れ、地面に達したら引き抜き、中に入った雪の重さを量る。積雪が深いときには、管を連結して使用する。[篠原武次] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例