スプリットフラップ(英語表記)split flap

デジタル大辞泉 「スプリットフラップ」の意味・読み・例文・類語

スプリット‐フラップ(split flap)

飛行機の翼の揚力を増すための下げ翼の一種で、翼後縁の下面のみが折れ曲がる形式

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のスプリットフラップの言及

【高揚力装置】より

…(1)単純フラップ 単に翼の後縁部を下に折り曲げる形のもので,翼のキャンバーを増す効果だけなのでCLmaxは低いが,翼が薄くて他のフラップがつけられない小型の高速機にはよく使われる。(2)スプリットフラップ 開きフラップとも呼ばれ,後縁部の下面だけを下に開くもの。CLmaxは単純フラップよりやや大きく,1930‐40年代に普及したが,下げたときの抵抗が大きいので現在はすたれた。…

※「スプリットフラップ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android