スペイン組曲

デジタル大辞泉プラス 「スペイン組曲」の解説

スペイン組曲

スペインの作曲家イサーク・アルベニスのピアノ曲集(1886)。原題《Suite española》。組曲『スペイン』とも呼ばれる。全6曲。第2曲の『タンゴ』がアルベニスの傑作一つとして知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のスペイン組曲の言及

【アルベニス】より

…作品はオペラ《ペピータ・ヒメネス》(1896),管弦楽曲《カタロニア》(1899)などもあるが,おおむねピアノ曲で,スペインの民俗音楽を素材にした独創的な楽曲が多い。中期までの比較的簡明な作品では《スペイン組曲》(1886‐96ころ),組曲《スペインの歌》(1895‐96ころ)がよく知られ,後期の複雑で高度な作品では《イベリア》全12曲(1906‐09)がピアノ音楽史上画期的な名作とされている。【浜田 滋郎】。…

※「スペイン組曲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android