スーパーモンスターウルフ(読み)すーぱーもんすたーうるふ

知恵蔵mini の解説

スーパーモンスターウルフ

シカクマなどの獣害対策用に開発されたオオカミ型ロボット。北海道の機械部品加工メーカー・太田精器が北海道大学、東京農業大学と共同で開発した。全長65センチメートル、高さ50センチメートル。野生動物が近づくと赤外線センサーが感知し、目に埋め込まれた発光ダイオードが赤く点滅、鋭い牙のある口を開き、内蔵スピーカーからオオカミの吠え声や銃の発砲音など数十種類の音を出して威嚇する。出力音は最大90デシベルで、約1平方キロメートル四方に到達する。千葉県の木更津市農業協同組合が2017年7月から水田に設置してイノシシなどに対する撃退効果の検証を行い、注目を集めた。

(2017-9-12)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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