ずく

精選版 日本国語大辞典 「ずく」の意味・読み・例文・類語

ず・くづく

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 衝(つ)き上げる意 ) こみあげる。さしこみが起こる。
    1. [初出の実例]「こりゃたまらぬ、似せ目をまはせば、南無三づいたと、気附に一角口になげ込み」(出典:洒落本・遊客年々考(1757))

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改訂新版 世界大百科事典 「ずく」の意味・わかりやすい解説

ずく

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のずくの言及

【ミミズク(木菟)】より

…フクロウ目の鳥のうち,一般に羽角(外耳状の羽冠)のあるものをミミズクと呼び,羽角のないフクロウと区別する。しかし,この区別は分類学的な根拠のあるものではなく,またアオバズクのように羽角がないのにズクの名をもつものや,反対に羽角があるのにフクロウの名があるシマフクロウのような例もある。…

【銑鉄】より

…この原因は炭素を多く含む点にあるので,溶けた状態の銑鉄に酸素を吹きこんで炭素を一酸化炭素の形で取り除き,より加工しやすく,使いやすい鋼に変えられる。なお,大型歯車などの鋳物に用いられる銑鉄はケイ素の含有量が高く鋳物用銑(〈ずく〉)と呼ばれるが,日本で生産される量は全銑鉄量(1996年約7570万t)の1.5%前後にすぎず,ほとんどの銑鉄が製鋼用銑である。【槌谷 暢男】。…

※「ずく」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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