ずだいぼう

精選版 日本国語大辞典 「ずだいぼう」の意味・読み・例文・類語

ずだい‐ぼう‥バウ

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ずたいぼう」とも )
  2. 泥酔した人。よっぱらい。
    1. [初出の実例]「又しても又してもずたいぼうになりけつかる」(出典:浄瑠璃・東鑑御狩巻(1748)二)
  3. 性質のよくない人。性悪者(しょうわるもの)
    1. [初出の実例]「『戻る道で悪者の長太めが』『それはそれはふふ、あいつがづだい坊(ハウ)には誰も難儀するげな』」(出典浄瑠璃・奥州安達原(1762)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android