セルフツイスト紡績(読み)セルフツイストぼうせき(その他表記)self-twist spinning

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セルフツイスト紡績」の意味・わかりやすい解説

セルフツイスト紡績
セルフツイストぼうせき
self-twist spinning

紡績に用いられる精紡法の一種。2本の細い繊維束を,それぞれローラで送り出しながらローラをローラ軸方向に往復運動させ,各繊維束に一定間隔ごとに交互にS撚 (よ) り (右撚り) ,Z撚り (左撚り) を与えたのち,2本の繊維束を引きそろえる。2本の繊維束は,撚り方向を一定間隔で変えながら互いに撚りついて1本の糸を形成する。この方法は繊維長の長い繊維の紡績に用いられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む