日本大百科全書(ニッポニカ) 「タッチパッド」の意味・わかりやすい解説
タッチパッド
たっちぱっど
touch pad
コンピュータの入力装置であるポインティングデバイスの一つ。一般的に、平面状のパネル部分とボタンなどで構成されている。メーカーによって、インテリジェントタッチパッド(ソニー)、NXパッド(NEC)、ホイールパッド(パナソニック)、ウルトラナビ(IBM、レノボ)、トラックパッド(アップル)などの呼称がある。
パネル状の入力部分には静電式や感圧式などの平板型センサーがあり、これを指でなぞることで画面上のカーソル(マウスポインタ)を動かし、ボタンを押す、あるいはパネル部分をタップする(軽くたたく)ことでクリックなどの操作を行う。ほかのポインティングデバイスと比べて薄型にできることから、ノートパソコンや携帯電話、デジタルオーディオプレーヤーなどで使われることが多い。
[編集部]