ちゃら金(読み)チャラキン

デジタル大辞泉 「ちゃら金」の意味・読み・例文・類語

ちゃら‐きん【ちゃら金】

江戸末期、各地で偽造された二分金の俗称。真鍮しんちゅう鍍金ときんするなど悪質のものも多く、ちゃらちゃらと音がしたのでいう。

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精選版 日本国語大辞典 「ちゃら金」の意味・読み・例文・類語

ちゃら‐きん【ちゃら金】

  1. 〘 名詞 〙 江戸末期から明治初年にかけて各地で偽造された万延二分金。質劣悪で、銅に鍍金したものもあり、ちゃらちゃらと音がしたところからいう。

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