つべたまし(読み)ツベタマシ

デジタル大辞泉 「つべたまし」の意味・読み・例文・類語

つべたま・し

[形シク]冷淡である。また、うす気味悪い。
「あさましう―・しと思ふ思ふ見れば」〈かげろふ・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「つべたまし」の意味・読み・例文・類語

つべたま

  1. 〘 形容詞シク活用 〙 おそろしい。気味が悪い。つべつべし。
    1. [初出の実例]「三四日ばかりありて、ふみあり。あさましうつべたましとおもふおもふみれば」(出典:蜻蛉日記(974頃)上)

つべたましの派生語

つべたまし‐げ
  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙

つべたましの派生語

つべたまし‐さ
  1. 〘 名詞 〙

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