ディアトレッタ杯(読み)ディアトレッタはい(その他表記)diatreta

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ディアトレッタ杯」の意味・わかりやすい解説

ディアトレッタ杯
ディアトレッタはい
diatreta

厚手のガラス器の表面を削り込んで,表面に透かし彫文様をつけた籠彫カップ。ローマ時代の3~4世紀に盛行したが,困難な技法のためその後は断絶した。代表作に『リュクルグスの杯』 (3~4世紀,大英博物館) がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む