ディーニュ・レ・バン(読み)でぃーにゅればん(その他表記)Digne les Bains

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ディーニュ・レ・バン」の意味・わかりやすい解説

ディーニュ・レ・バン
でぃーにゅればん
Digne les Bains

フランス南東部、アルプ・ド・オート・プロバンス県の県都アルプス前地の標高608メートル、デュランス川支流ブレオーヌ川の左岸に位置する。人口1万6064(1999)。5世紀以来、司教座が置かれ、15世紀末創建のサン・ジェローム大聖堂が町の最高所にある。13世紀の旧大聖堂ノートルダム・ド・ブルグもある。商業中心地で、付近に栽培されるラベンダーの取引で知られる。町の南東3.5キロメートルには、リウマチ湿疹(しっしん)に効く温泉が湧(わ)き出ている。プロバンス・アルプスの観光基地。

[青木伸好]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む