デロジエ(読み)でろじえ(その他表記)Léo Paul Desrosiers

日本大百科全書(ニッポニカ) 「デロジエ」の意味・わかりやすい解説

デロジエ
でろじえ
Léo Paul Desrosiers
(1896―1967)

カナダの小説家。フランス系。開拓時代のケベック州北西部を描いた歴史小説『北と南』(1943)、『かたくなな者たち』(1941)、そしてとくに、フランス系の「北西商会」とイギリス系の「ハドソン湾商会」とが、先住民(アメリカ・インディアン)との毛皮取引をめぐって展開した、荒々しい闘争を写実的な筆致で活写した『グラン・ポルタージュの男たち』(1938。フランスで出版)で知られる。歴史家としても、イロコイ人の歴史を調査した『イロコイ王国』(1947)、モントリオール建設者の1人マルグリット・ブルジョアの伝記『マリアとマルタとの対話』(1957)がある。

[西本晃二]

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