対話(読み)タイワ

精選版 日本国語大辞典 「対話」の意味・読み・例文・類語

たい‐わ【対話】

  1. 〘 名詞 〙 直接に向かい合って互いに話をすること。また、その話。多く二人の場合にいう。対談。
    1. [初出の実例]「午時入大安寺、与天圭和尚対話之間」(出典蔗軒日録‐文明一六年(1484)四月二七日)
    2. 「外国人などとは一度も対話したことの無い僕であるから」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉四)
    3. [その他の文献]〔薩都剌‐夜泊釣台詩〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「対話」の意味・わかりやすい解説

対話
たいわ
dialogos

広義には2人以上の人物間の思考交流をいい,広く文学的表現法として用いられるが,特に哲学では問答によって哲学的主題を追究していく形式。プラトンをはじめ,古代ギリシア・ローマ哲学で用いられ,中世近世でも,宗教政治,経済などの論争的思想の表現として対話形式がとられた。現代では特に実存主義的傾向のある M.ブーバーが,我と汝という形而上学的な関連において,対話による出会いの哲学を展開している。

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普及版 字通 「対話」の読み・字形・画数・意味

【対話】たいわ

話し合う。

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