トゥオネラの白鳥(読み)トゥオネラノハクチョウ

デジタル大辞泉 「トゥオネラの白鳥」の意味・読み・例文・類語

トゥオネラのはくちょう〔‐のハクテウ〕【トゥオネラの白鳥】

原題、〈フィンランドTuonelan joutsenシベリウスの連作交響詩レンミンカイネン組曲」の第2曲。1893年作曲。1897年と1900年改訂。フィンランドの英雄叙事詩カレワラ」に基づく。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「トゥオネラの白鳥」の解説

トゥオネラの白鳥

フィンランドの作曲家ジャン・シベリウスの交響詩。原題《Tuonelan joutsen》。管弦楽用組曲『レンミンカイネン』(1893, 97)の第2曲を指す。フィンランドの民族叙事詩『カレワラ』に基づく。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のトゥオネラの白鳥の言及

【シベリウス】より

…この頃の作品に管弦楽曲《レミンカイネン組曲》(1893‐95。四つの伝説曲でその第2曲が《トゥオネラの白鳥》),交響詩《フィンランディア》(1899),《交響曲第2番》(1901)があるが,結局これらの作品が彼の代表作となった。彼の創作の根底をなしたのは,精神的にも題材的にも徹底した祖国愛であった。…

※「トゥオネラの白鳥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む