トゥンガバドラ川(読み)トゥンガバドラがわ(その他表記)Tungabhadra

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トゥンガバドラ川」の意味・わかりやすい解説

トゥンガバドラ川
トゥンガバドラがわ
Tungabhadra

インド南部を流れるクリシュナ川最大の支流ウェスタンガーツ山脈に源を発するトゥンガ川とバドラ川がカルナータカ州のシモガ北東合流,トゥンガバドラ川となる。乾燥したデカン高原を多くの支流を集めながら北流,次いで大きく湾曲しながらほぼ北東流して,アンドラプラデーシュ州のクルヌール北東約 25kmの地点でクリシュナ川に注ぐ。全長約 640km。 1948年から,灌漑と発電のための大規模な計画が発足。ホスペットの堰堤による大貯水池,トゥンガバドラダムなどが完成して,ワタナンキンマメの栽培や,クルヌール,ベラリなどのセメント,化学工業の発展に役立っている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む