ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トゥンガバドラ川」の意味・わかりやすい解説 トゥンガバドラ川トゥンガバドラがわTungabhadra インド南部を流れるクリシュナ川最大の支流。ウェスタンガーツ山脈に源を発するトゥンガ川とバドラ川がカルナータカ州のシモガ北東で合流,トゥンガバドラ川となる。乾燥したデカン高原を多くの支流を集めながら北流,次いで大きく湾曲しながらほぼ北東流して,アンドラプラデーシュ州のクルヌール北東約 25kmの地点でクリシュナ川に注ぐ。全長約 640km。 1948年から,灌漑と発電のための大規模な計画が発足。ホスペットの堰堤による大貯水池,トゥンガバドラダムなどが完成して,ワタ,ナンキンマメの栽培や,クルヌール,ベラリなどのセメント,化学工業の発展に役立っている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by