デジタル大辞泉 「支流」の意味・読み・例文・類語 し‐りゅう〔‐リウ〕【支流】 1 本流に流れ込む川。また、本流から分かれ出た川。⇔本流。2 大もとから分かれた系統。分派。3 本家から分かれた系統。分家。[類語](1)本流・分流・川筋/(2)(3)分流・分かれ・傍流・傍系・枝・門流・チェーン 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「支流」の意味・読み・例文・類語 し‐りゅう‥リウ【支流・枝流】 〘 名詞 〙① 本流に流れ込んでいる川。また、本流から分かれた流れ。えだながれ。えだがわ。〔往生要集(984‐985)〕[初出の実例]「我見に依て一切の煩悩業苦の支流(シリウ)の苦患之有り」(出典:雑談集(1305)一〇)[その他の文献]〔水経注〕② 本家から分かれた家系。また、武道や芸道などで、本家から分かれた一派。分家のすじ。[初出の実例]「支流(シリウ)門末に幾許の名工妙手を出したる徳により」(出典:風流魔(1898)〈幸田露伴〉五)[その他の文献]〔王勃‐倬彼我系詩〕③ 本筋、本質から分かれたもの。④ ある主だった一つのものから分かれたもの。分派。[初出の実例]「二間口三間口の境にして、皆浅草幾世の支流なり」(出典:滑稽本・古朽木(1780)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「支流」の読み・字形・画数・意味 【支流】しりゆう(りう) 本流にそそぐ川。枝河。〔唐書、南蛮下、驃伝〕佛代國に至る。江り、三百六十。字通「支」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の支流の言及 【川】より …日本では扇状地にみられる。 1本の川には,一般に多数の川が次々に集まってくるが,水量,河道の長さ,流域の広さなどにおいて有力なものを幹川あるいは本流と呼び,幹川に合流するものを支川(支流),幹川から分派して直接海に入るか再び幹川に合流するものを派川または派流(分流)という。これら全体を総称して水系または河系とよぶ。… ※「支流」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by