最新 地学事典 「トスダイト」の解説
トスダイト
tosudite
ディオクタヘドラル型緑泥石とモンモリロナイトの規則型混合層鉱物。IMAリストで採用されている化学組成式は,Na0.5(Al, Mg)6(Si, Al)8O18(OH)12・5H2O。3nmの長周期粉末反射を示す。白色塊状。1954年日本のろう石鉱床から発見され,その後黒鉱鉱床地域,その他熱水変質物として広く見いだされた。旧ソ連で古くからアルシュタイト(alushtite)と呼ばれていた鉱物がこれに一致することが認められ,発見者の名前(Toshio Sudo)にちなんで旧ソ連の学者により命名された。日本で古くから窯業原料として用いられている一部の陶石の主成分鉱物であることも判明した。
執筆者:須藤 俊男
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

